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臨床と哲学のあいだ

さて、この週末は、「第13回日本音楽療法学会学術大会in鳥取」でした。



今回はいろいろ考えた末、参加せず…

東京で開催された、「臨床と哲学のあいだー人間科学の復興を目指してー」という講座に行って参りました

自然科学とは異なる人間科学の領域における臨床と研究について考える、といような趣旨の講座です。
自然科学の方法をそのまま人間科学に持ち込んでしまって、なんだかおかしいことになっている。
そんな学問の危機を、音楽療法界隈でもひしひしと感じているまるにとって、
こんなに興味をそそられる講座はなかなかありません。

ただ、企画された方は「誰に声をかけたらいいのか困った」とおっしゃってました。
確かに、実践者にとっても研究者にとっても、あいだの企画。笑
「間人(あいだじん。まるの造語)」はどこの世界でも大変です。

鯨岡峻先生の、久しぶりの講座で、わくわく…。
小林隆児先生、竹田青嗣先生のお顔をみるのも初めてで、わくわく…。

期待していた通り(それ以上!)に、おもしろい5時間でした。

書き始めるときりがなく、うまくまとめられる気もしないので、かなりおおざっぱですが、内容はこんな感じでした。
・心理療法の勘所
・人と人の「接面」で起こっていることに迫るための枠組み
・行動科学にとって、接面パラダイムにとっての「明証的」であることの意味
・人間科学における臨床研究の原理
・事実学と本質学
・普遍性を求める理由、普遍的であることの意味 などなど…。


一人1時間ずつの講演に加え、討論と質疑応答にたっぷり2時間もとられていたのも印象的でした。
やっぱり、深めていこうとするとある程度のまとまった時間って必要ですよね。
頭も体も疲れたけど、どーんと太っ腹(?)なこのプログラムの作りにはとっても感謝しています。

またこういう企画、ないかなー。
できれば関西で…


(赤字をクリックするととんでいけます

京都音楽院「事例研究ゼミ」

先日、京都音楽院で開かれた「事例研究ゼミ」に、たのしい音楽療法研究所の私たち、
まるところちゃんも参加してきました

「えらい先生のスーパービジョン」ではなく、参加者全員がフラットな立場で発言する、というスタンスのゼミ。
ありそうであんまりないので、とても貴重な場所です。
ふだんの音楽療法士同士の雑談もとても大事。
でも、改めて場を設けることで、さらに深い気づきに出会うきっかけも生まれます

今回は、まるが「音楽療法士としての専門性について」というテーマで話題提供させていただきました。
専門性、というとかたい印象ですが、このテーマをきっかけに、

「音楽療法ってなに?」「音楽療法士としての私ってなに?」
「音楽療法ってやっぱり特別な場所?」「ふだんとのつながりは?」
「セッション中の自分って、素の自分?」「素ってなに?」
「自分のなかのルール(この状態はOK、NG、の判断基準)ってある?」

というようなことを、ざっくばらんにみんなで話していきました。

同じような考え方だったり、実は身近なセラピストもぜんぜん違うことを考えていたり…。

いやー、おもしろかった

ふだん、どちらかというと意識的に思考することが少ないまるにとっては、
書いたり、人としっかり話をする機会が本当に大事だなぁと、つくづく思いました


載ってしまいました。

2012年の3月に開催された日本音楽療法学会第10回近畿学術大会で、ころちゃんとまるときたさんの3人は、
ラウンドテーブルをしました。

そのときの文字起こしが、「近畿音楽療法学会誌vol.11」に載りました!

gakkaisi.jpg


「音楽療法の多様性」というテーマで、学会の現状への不満(!?)を含みつつあれこれ話していたので、
私たち的にはおもしろくても、まさか学会誌には載らないやろな…。と、半信半疑で文字起こしをしたのでした。

それが、きっちり、載ってしまいましたね〜…
いや、うれしいです

あのときの時間とその記録が、発展的な対話につながる一石となればうれしいです。
どんなに小さな声であっても、誰かに届きますように。

京都音楽療法研究会 例会

ころちゃんも、まるも、出席してきました。

京都音楽療法研究会の、3月の例会。
窓から満開の桜を眺めながらの、あたたかくまじめな3時間でした。

この日の話題提供は、きたさん
きたさんは、現在、人間性心理学の大御所である村山正治先生のところで大学院生をしておられます。
というわけで、村山先生考案の「PCAGIP(ぴかじっぷ)法」というグループワーク(?)に取り組みました。

pikazippu.jpg


事例提供者を被告にしない、批判しない、という約束で、
事例にとっての何か新しい方向性やヒントが出てくることを期待しながら皆で発言していきました。

この方法のエッセンス、音楽療法学会の研究発表の場面でも取り入れてほしいな〜。

きたやまおさむさんの講演会

昨年、亀岡に「みずのき美術館」という素敵なアール・ブリュット(生の美術)の美術館が開館しました。

亀岡はまるの地元でもあるので、ずっと気になっていました

今日は、半年におよぶ開館記念展のラストを飾る、きたやまおさむさんの講演会、
「幻滅と別れ話だけで終わらない ライフストーリーの紡ぎ方」があるということで、
いよいよ足を運ぶことにしました。

(↓クリックで大きくなります)
kitayama_0304 のコピー


行ってよかったです!

「北山修」さんの本は何冊か読んでいましたが、実はあんまり深くは印象に残っておらず…(えー
改めて、読み直そうかな、と思いました。

講演会のタイトルだけでは、なんのこっちゃ、という感じなんですが…

専門用語をいっさい使わない、精神分析の基本的なお話は、耳にやさしく、本当にわかりやすかったです。

また、精神分析家として、どのように相手の前に居たいと思っているか、というお話は、
音楽療法に関わっているときの自分のことと重なるところもあるようで、興味深くきくことができました。

さらに、精神衛生と芸術との関係、受け入れられる形でのカタルシス、いいタイミングでの気持ちの表現についてのお話は、
音楽療法の心の師匠、山松質文先生のおっしゃる「自己表現と精神的健康」が子どもの育ちにとって大切である、
という主張をよりいっそうクリアに私に理解させてくれました。

第2者性をもった存在(あなた的な存在)としての専門家の居方についても、
たのしい音楽療法研究所の考える音楽療法士の在り方と重なるところがあるような気がしました。


まとまりませんが、とりあえずの感想でした


プロフィール

ころまる

Author:ころまる
たのしい音楽療法研究所のブログへようこそ!

左が「まる」、右が「ころ」です。

私たちは、京都・大阪近辺で、個人セッションによる音楽療法を中心に、さまざまな音楽活動を企画・実践しています。

自閉症、ダウン症、脳性まひなどの障がいをもつ方々と一緒に、たのしい音楽の時間を過ごす日々♪

詳しくは、たのしい音楽療法研究所のホームページをご覧ください。
(下の「リンク」からどうぞ!)

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