第14回日本音楽療法学会学術大会@名古屋

9月19日から21日まで、名古屋で開催された音楽療法学会の全国大会に行って来ました。
なんと、偶然にも同じホテルを予約していたころちゃんとまる。
びっくりです。笑
夜はもちろん、手羽先です。
さて、今回の大会テーマは、「臨床現場における人と音楽とのエンゲージメントを考える」
サブテーマが、「個を生かし個を結びつける音楽療法」ということで…
(なんか違和感を覚える言い回しなのですが)
まぁ、いわゆる、「つながり」について考える3日間となったのでした。
私たちが受けた講習会は、
「児童領域における臨床研究〜発達臨床の視点から〜」
「音楽の共有時空間がもつ治療的意義」
「認知症中期から末期の患者ケアにおける音楽療法」
「子どもの音楽療法において、良い人間関係を築くための心構え」
でした。
その他、
「自閉症スペクトラム障碍のある子どもをもつ家族に対する音楽療法」という講演や、
研究発表をきいて、いろいろ学んで参りました。
新しい学びを元気にかえて、
感じたもやもやをしっかり消化して、
この体験が、秋からの現場に、いきていきますように

日本音楽療法学会第12回近畿学術大会
漢字だらけのタイトルですね!
さて、たのしい音楽療法研究所のまると、ころちゃんは、「日本音楽療法学会」という学会に所属しています。
先日、その学の会近畿大会が滋賀県で開催されました。

一日目は、講習会。
「ノードフ・ロビンズ音楽療法の基礎概念と実践」
「音楽療法における既成曲の臨床的活用法」
「統合医療:医療現場における音楽療法」
「交流という視点から掘り下げる」
などなど、一日みっちりお勉強してきました
二日目は、5つの部屋に分かれてラウンドテーブル。
まるもころちゃんも、趣味(?)が重なり、同じ部屋でした

「セラピーの本質について考える〜関係性の展開を中心に〜」。
話題提供者の体験談をきっかけに、みんなであれこれ話していきました。
90分の枠の中では考えきれなかったことなどを、終わってからお茶を飲みつつたくさん話しました。
とーっても疲れましたが、普段使わない部分の頭を使ったり、久しぶりのお顔に出会ういい機会でもあったりと、
充実した二日間になったのでした
さて、たのしい音楽療法研究所のまると、ころちゃんは、「日本音楽療法学会」という学会に所属しています。
先日、その学の会近畿大会が滋賀県で開催されました。

一日目は、講習会。
「ノードフ・ロビンズ音楽療法の基礎概念と実践」
「音楽療法における既成曲の臨床的活用法」
「統合医療:医療現場における音楽療法」
「交流という視点から掘り下げる」
などなど、一日みっちりお勉強してきました

二日目は、5つの部屋に分かれてラウンドテーブル。
まるもころちゃんも、趣味(?)が重なり、同じ部屋でした


「セラピーの本質について考える〜関係性の展開を中心に〜」。
話題提供者の体験談をきっかけに、みんなであれこれ話していきました。
90分の枠の中では考えきれなかったことなどを、終わってからお茶を飲みつつたくさん話しました。
とーっても疲れましたが、普段使わない部分の頭を使ったり、久しぶりのお顔に出会ういい機会でもあったりと、
充実した二日間になったのでした

臨床と哲学のあいだ
さて、この週末は、「第13回日本音楽療法学会学術大会in鳥取」でした。
が
今回はいろいろ考えた末、参加せず…
東京で開催された、「臨床と哲学のあいだー人間科学の復興を目指してー」という講座に行って参りました

自然科学とは異なる人間科学の領域における臨床と研究について考える、といような趣旨の講座です。
自然科学の方法をそのまま人間科学に持ち込んでしまって、なんだかおかしいことになっている。
そんな学問の危機を、音楽療法界隈でもひしひしと感じているまるにとって、
こんなに興味をそそられる講座はなかなかありません。
ただ、企画された方は「誰に声をかけたらいいのか困った」とおっしゃってました。
確かに、実践者にとっても研究者にとっても、あいだの企画。笑
「間人(あいだじん。まるの造語)」はどこの世界でも大変です。
鯨岡峻先生の、久しぶりの講座で、わくわく…。
小林隆児先生、竹田青嗣先生のお顔をみるのも初めてで、わくわく…。
期待していた通り(それ以上!)に、おもしろい5時間でした。
書き始めるときりがなく、うまくまとめられる気もしないので、かなりおおざっぱですが、内容はこんな感じでした。
・心理療法の勘所
・人と人の「接面」で起こっていることに迫るための枠組み
・行動科学にとって、接面パラダイムにとっての「明証的」であることの意味
・人間科学における臨床研究の原理
・事実学と本質学
・普遍性を求める理由、普遍的であることの意味 などなど…。
一人1時間ずつの講演に加え、討論と質疑応答にたっぷり2時間もとられていたのも印象的でした。
やっぱり、深めていこうとするとある程度のまとまった時間って必要ですよね。
頭も体も疲れたけど、どーんと太っ腹(?)なこのプログラムの作りにはとっても感謝しています。
またこういう企画、ないかなー。
できれば関西で…
(赤字をクリックするととんでいけます
)
が

今回はいろいろ考えた末、参加せず…

東京で開催された、「臨床と哲学のあいだー人間科学の復興を目指してー」という講座に行って参りました


自然科学とは異なる人間科学の領域における臨床と研究について考える、といような趣旨の講座です。
自然科学の方法をそのまま人間科学に持ち込んでしまって、なんだかおかしいことになっている。
そんな学問の危機を、音楽療法界隈でもひしひしと感じているまるにとって、
こんなに興味をそそられる講座はなかなかありません。
ただ、企画された方は「誰に声をかけたらいいのか困った」とおっしゃってました。
確かに、実践者にとっても研究者にとっても、あいだの企画。笑
「間人(あいだじん。まるの造語)」はどこの世界でも大変です。
鯨岡峻先生の、久しぶりの講座で、わくわく…。
小林隆児先生、竹田青嗣先生のお顔をみるのも初めてで、わくわく…。
期待していた通り(それ以上!)に、おもしろい5時間でした。
書き始めるときりがなく、うまくまとめられる気もしないので、かなりおおざっぱですが、内容はこんな感じでした。
・心理療法の勘所
・人と人の「接面」で起こっていることに迫るための枠組み
・行動科学にとって、接面パラダイムにとっての「明証的」であることの意味
・人間科学における臨床研究の原理
・事実学と本質学
・普遍性を求める理由、普遍的であることの意味 などなど…。
一人1時間ずつの講演に加え、討論と質疑応答にたっぷり2時間もとられていたのも印象的でした。
やっぱり、深めていこうとするとある程度のまとまった時間って必要ですよね。
頭も体も疲れたけど、どーんと太っ腹(?)なこのプログラムの作りにはとっても感謝しています。
またこういう企画、ないかなー。
できれば関西で…

(赤字をクリックするととんでいけます

京都音楽院「事例研究ゼミ」
先日、京都音楽院で開かれた「事例研究ゼミ」に、たのしい音楽療法研究所の私たち、
まるところちゃんも参加してきました

「えらい先生のスーパービジョン」ではなく、参加者全員がフラットな立場で発言する、というスタンスのゼミ。
ありそうであんまりないので、とても貴重な場所です。
ふだんの音楽療法士同士の雑談もとても大事。
でも、改めて場を設けることで、さらに深い気づきに出会うきっかけも生まれます
今回は、まるが「音楽療法士としての専門性について」というテーマで話題提供させていただきました。
専門性、というとかたい印象ですが、このテーマをきっかけに、
「音楽療法ってなに?」「音楽療法士としての私ってなに?」
「音楽療法ってやっぱり特別な場所?」「ふだんとのつながりは?」
「セッション中の自分って、素の自分?」「素ってなに?」
「自分のなかのルール(この状態はOK、NG、の判断基準)ってある?」
というようなことを、ざっくばらんにみんなで話していきました。
同じような考え方だったり、実は身近なセラピストもぜんぜん違うことを考えていたり…。
いやー、おもしろかった
ふだん、どちらかというと意識的に思考することが少ないまるにとっては、
書いたり、人としっかり話をする機会が本当に大事だなぁと、つくづく思いました
まるところちゃんも参加してきました


「えらい先生のスーパービジョン」ではなく、参加者全員がフラットな立場で発言する、というスタンスのゼミ。
ありそうであんまりないので、とても貴重な場所です。
ふだんの音楽療法士同士の雑談もとても大事。
でも、改めて場を設けることで、さらに深い気づきに出会うきっかけも生まれます

今回は、まるが「音楽療法士としての専門性について」というテーマで話題提供させていただきました。
専門性、というとかたい印象ですが、このテーマをきっかけに、
「音楽療法ってなに?」「音楽療法士としての私ってなに?」
「音楽療法ってやっぱり特別な場所?」「ふだんとのつながりは?」
「セッション中の自分って、素の自分?」「素ってなに?」
「自分のなかのルール(この状態はOK、NG、の判断基準)ってある?」
というようなことを、ざっくばらんにみんなで話していきました。
同じような考え方だったり、実は身近なセラピストもぜんぜん違うことを考えていたり…。
いやー、おもしろかった

ふだん、どちらかというと意識的に思考することが少ないまるにとっては、
書いたり、人としっかり話をする機会が本当に大事だなぁと、つくづく思いました
